東工大音ゲーサークルBEATECH

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停滞期への対処法

この記事はBEATECH新歓ブログリレー2023 12日目の記事です

 

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beatech.hatenablog.com

はじめに

 初めましての人は初めまして現在B4のそとっちです。BEATECHの前代表をやってたり最近だとBEATECHボウリング会の幹事やったりしてました。音ゲーの実力はチュウニズムがmax17.11,ボルテがVF19.594という感じです。結構いろいろな人と交流するのが好きなタイプの人間なので最近BEATECHに入った新入生やまだ関わりの無い方はぜひ気軽に声をかけてみてください。

 

 

本題

長く音ゲーを続けているとかなりの人が停滞期というものを経験したり、自分が経験しなくても周りの人が停滞期に陥って嘆いている様子を見たことがあると思います。これから音ゲーを本格的に始めるという人もそのうち停滞期を経験する確率は高いと思います。今までは回数を重ねるたびに上手くなっていき伸びるリザルトをみて成長を感じていたのに、ある日から急に壁を感じて今までのように成長を実感できなくなってしまう。つらいですよね、停滞期。自分も停滞期で苦しんできた内の一人です。今回は新歓ブログリレーということでそんな停滞期にもし自分が陥ってしまった場合どのように対処すればよいのかということを書いていきたいと思います。(普段から物書きをしないので文章がわかりづらかったらすみません)

 

 

コーピングを知ろう

具体的な対処法を書く前にストレスコーピングというものが停滞期への対処法を考えるにあたってとても役に立つ概念なので少し紹介させていただければなと思います。

 

ストレスコーピングとは心理学の用語であり、ストレスの原因であるストレッサーに上手く対処しようとすることを指します。このストレスコーピングは大きく3つのものに分けられます。1.情動焦点型コーピング2.問題焦点型コーピング3.ストレス解消型コーピングの3つです。

それぞれ説明します。

 

1.情動焦点型コーピング

これはストレッサーそのものに対して何か対処しようとするのではなく、ストレッサーに対する自分の考え方、感じ方などの認知の仕方を変化させることによってストレスをコントロールさせようとすることです。ストレッサーが自分の力で解決できない外的な要因によるときなどはこの情動焦点型コーピングがとても有効とされています。

具体例:行きつけのお気に入り店が閉店してしまったということに対して、新しいお店を開拓して新しい味を見つけにいくチャンスだ!!!と考える。

 

2.問題焦点型コーピング

これはストレッサーそのものに働きかけてストレッサーそのものを変化させるまたは取り除いて解決をしようとすることです。

具体例:困難で大きなタスクがあり先行きの見えない不安があるとき、それをできる限り小さいものに細分化し、いつまでに何をやるかスケジューリングすることで不安を改善する。

 

3.ストレス解消型コーピング

ストレッサーになにかして根本的な解決を図るというものではなく、ストレッサーで感じてしまったストレスを解消しようとすることです。簡単に言うと気晴らしのことです。

具体例:カラオケで熱唱する、友達と飲む、好きなゲームをやる、おいしいものを食べる

 

情動焦点型コーピング問題焦点型コーピングを柔軟に使い分けることでストレッサーから受けるストレスを減らし、もしそれでもストレスがたまった場合はストレス解消型コーピングで一時的にストレスを解消するというのがストレスに対して有効な対処法となります。(ここまでの説明が分かり辛ければ自分で調べてみてください。参考になるサイトはたくさんあります)

 

ここまでがコーピングという概念の説明になります。今回は自分が停滞期に入った時は停滞期をストレッサーとみなして情動焦点型コーピング問題焦点型コーピング、ストレス解消型コーピングを用意することで上手くいったので自分が行っていたコーピングを紹介しようというお話です。(具体的なストレスへの対処法の紹介)ここで自分が紹介するコーピング以外にもいろいろ考えられると思うので自分なりにこの3つのコーピングを考えてみるとよいと思います。

 

 

自分が行っていたコーピングの紹介

1.情動焦点型コーピング

①停滞期には原因があり、この停滞期を乗り越えることでもう一段階上の実力になれると考える。

 他の停滞期に陥らなかった人に比べておそらくなにか欠けているものが自分にはあり、自分のプレイングを見直す良い機会であると考えました。停滞期でいろいろ思考錯誤してみる中でその欠けているものをいつか発見してそれを身に着け次の段階にいけるだろうという希望を持ちながらプレイングをすることで今停滞していることには意味があるという気持ちでいられることができスコアが伸びなくても虚無にならなくて済みました。

 

②1点でも伸びたら上達をかみしめる

 停滞期になったとしてもたまに自己ベストが更新できることがありました。その時にたとえ更新が1点しかなかったとしても上達をかみしめました。少なくともその時の自分はその曲については過去にその自己ベストを出した時の自分より100%上手いです。これで自分は停滞期でも少しずつ前に進んで行けてるんだなという実感をなんとか持ち続けることができました。

 

③他の人にも訪れる停滞期が自分には今訪れているだけであると考える。

 自分が停滞期であるにも関わらず他のいままで同じ実力帯だったプレイヤーは伸び続けている状況になって焦る気持ちになったことが過去にありました。それに対して『いまこの人は伸び続けていて自分は停滞しているがこのまま長く音ゲーを続けていればその逆、自分が伸び続けているときこの人が停滞しているというようなことがあるかもしれない。その時に自分が遅れを取った分は帳消しになるだろう。今はただ自分に停滞期が回ってきているだけだ。だから今はこの遅れを甘んじて受け入れよう。』という考えを持つことで早く停滞期を抜けないと周りに置いて行かれるという焦燥感から逃れることができました。(実際は停滞せずにぐんぐん上に進んでいってしまう人もいますが気にしないようにしましょう。そういうマインドでいればいいという話です)

 

2.問題焦点型コーピング

④同じ実力帯の人と比べてスコアが低いものを探し出しその譜面を練習した。

 自分は地力に偏りがあることが停滞期になる原因の一つだと考えていたので、他の人に比べてスコアが低いものを練習することで地力を均せるのではないかと思いこれをおこなっていました。実際に一通りスコアが低いものを頑張って伸ばしてみたら他の譜面でも伸びしろが増えた気がしたのでこれはかなり意味があるなと思いました。

 

⑤伸び悩んでいる要素をたくさん練習できる他機種を始めた。

 自分はチュウニズムでどんなに頑張っても指が動くようにならなかったのでメイン機種を1か月ほど指押しがたくさんできるというボルテに変えてプレイをしました。1か月をチュウニズムに戻ったら以前より押せるようになっていていろんな譜面が押せるようになりストレスなく停滞期を抜けることができました。

 

3.ストレス解消型コーピング

⑥ブルーアーカイブ

 ブルーアーカイブをやろう。先生になろう。

↑かわいい

↑かわいい2

停滞期でしんどい気分になったときブルーアーカイブのメモロビに癒されまくって非常に助けられました。みんなもやろう👍

 

 

 

ストレス型コーピングに関しては本当に普段から自分がやっている気晴らしをすればよいと思います。ネフリ一気見でもジムで運動するでも暴飲暴食でも友達と飲みに行くでも本当に何でもいいと思います。

 

 

どうしても停滞期がつらくて音ゲーを楽しめないなら

 上記コーピングをやってもどうしてもうまくいかなくて音ゲーを楽しめなくなることもあるかもしれません。そのようなとき自分は一度音ゲーをやめればよいと考えています。これに関しては自分が説明するよりBEATECH新歓ブログリレー2023 8日目の記事「音ゲーのやめどき」を読んでもらうのがよいと思います。結構参考になることが書かれていると思うのでこちらもぜひ読んでみてください。

beatech.hatenablog.com

まとめ

・ストレスに対処するにはコーピングという概念が有用であり、これを停滞期をストレッサーとみなして適用してみよう。

・コーピングには3つの種類があり、それらを柔軟に使い分けることで上手くストレスに対処できる。自分なりに3種類のコーピングを用意しておこう。

ブルーアーカイブをやろう

・どうしてもつらかったら音ゲーから少し距離を置くことも視野に入れてみよう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!この記事が少しでも停滞期でつらい方の参考になったら幸いです。これからもよい音ゲーライフを👋