東工大音ゲーサークルBEATECH

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東工大音ゲーサークル"BEATECH"(通称べあてち)の公式ブログです。

音ゲーマー、旅行をしろ。

※この記事は「BEATECH新歓ブログリレー2023」11日目の記事です。

前の記事はこちら

beatech.hatenablog.com

自分語り

みなさん初めまして。新入生の方は入学おめでとうございます。学士4年なのに単位数がそこそこ危うい男*1、Shunと申します。

主にmaimai、嗜む程度にボルテとか弐寺をやったりしてます。

長期休みの行脚埋めに精を出しており、2年の夏から本格的に埋め始めて今年の3月に沖縄を除く46都道府県の行脚をmaimai、ボルテの2機種で達成しました。沖縄旅行誰か連れてって

ボルテわかりにくいけどちゃんと46個称号あります

本題

旅行をしろ。

いたるところで聞く「大学生のうちにやっておくべきことランキング」で大体第一位にいるのは旅行とされています(要出典)。なので旅行に行きましょう。実際金と時間の両方がそこそこ使えるのは大学生ぐらいなので行きたいところがある人は躊躇せず行きましょう。

で、音ゲーマーにとって旅行と切っても切れない関係にあるのが前述した「行脚」システムです。

※知らない人向けにサクッと解説すると、各都道府県でクレジットを入れることで「その都道府県でプレイした」という実績解除がなされるのが行脚システムであり、現行のAC音ゲーの大部分の機種には実装されています(されてないのあったら教えてほしい)。

この行脚システムにより、「どこかへ旅行した」という記録がゲーム上でも残せるわけですね。

 

とは言うものの…

 

普段あまり遠出をしない音ゲーマーにとっては「どういう旅行スタイルが望ましいのか」「何から計画すればいいのか」など全く分からないと思います。なので今回はその方法についてがっつりお話します。

1.目的を決める

旅行に「目的」ってなんぞ?って思う人も多いでしょう。「動機」の方がしっくりくるかも。

要するに旅先で何をしたいかですね。この動機があって初めて旅行に行こうというモチベーションになるのだから、これが不明瞭だと行く意味があまりない/行っても満足に楽しめないことになりかねません。

個人的に音ゲーマー的旅行の目的は4つあると思っており、それが以下です。

  1. 「普通に」観光を楽しみ、おまけ程度でその場所の行脚を回収する
  2. 地方にいる友人と会いに行く(音ゲーマーに限らず)
  3. 普段は距離的に行けない、環境が良いとされているゲームセンターに丸一日引きこもる
  4. 片っ端から行脚を回収する

1.が一番オーソドックスなやつです。旅行あんま行ったことない人であればまずは観光を楽しむのがベスト。

2.も想像しやすいと思います。遠方にいる音ゲーマーと会える機会、なかなかないですよ。あるいは音ゲーマーに限らず、地方に進学した高校同期に会いに行くのもまた一興。

3.は「音ゲーマーならでは」という感じが一番出ます。Twitterをさかんに見ている人なら「カッタの湯*2」とか名前だけでも一度は聞いたことあるんじゃないでしょうか。がっつり音ゲーしたい、という人はこういった環境の良い場所を全国探してみましょう*3

4.頭がおかしい人向け上級者向けです。とにかく「行脚実績解除」に全てを賭けているため、ゲーセンの環境・台数などは気にせずとにかく早く1クレ入れて(場合によっては捨てゲーして*4 )次の目的地へ向かいます。スケジュールが過密になりがちなので、旅行慣れをしていないとわたわたすることに。

 

1.4.の順番で番号が若いやつほど旅行としての敷居が低いです。旅行慣れしていない人は観光をメインにし、ある程度慣れてきた人は行脚埋めにチャレンジしてみるのがいいでしょう。もちろん上記の4つ以外にも目的はたくさんあると思います。理由は何であれ、動機があるのであれば行かない選択肢はありません。

また大事なこととして、これらの目的はどれか1個に絞り込む必要は決してありません。特に長期間旅行したい!という場合であれば、4つ全部盛り込んでみるのもいいでしょう(後でいくつか実例を紹介します)。

2.移動手段を決める

大体の人は車or電車になると思いますが両方に違うメリットがあるので旅行スタイルに合わせてどっちにするか決めましょう。といっても免許持ってない人はおのずと電車になるのですが…

ざっくりとした比較ですが、

車のメリット

  • 行けるゲーセンの選択肢が電車より広い(特に地方)
  • 使える時間の幅が広くなる(深夜、早朝も動けるのは人によっては大きいかも)
  • 複数人移動だと交通費とかの面で得

電車のメリット

  • 無免許にも優しい
  • 行程をしっかり組めば事故が起きない限り時間通りに動ける
  • (たぶん)車より疲れにくい

といった感じ。筆者は免許を持っていないので全て電車移動でした。

電車の場合は青春18きっぷなどのフリーきっぷの使用がメインですが、フリーきっぷにも種類が様々あり条件次第では18きっぷよりもコスパのよいきっぷがあったりするので旅行に行く前に要チェックです(紹介すると長くなるのでここでは割愛します…)

3.行程を決める

表題の通りなんですが、旅行目的が1.~3.メインの人はガチガチに行程組む必要ないと思います(いずれも移動が少ないため)。時間を気持ち多めに確保しておくこと、行くゲーセンの情報を事前に調べておくこと(最重要事項*5 )ができてれば旅行当日のノリでまあ何とかなります。

4.の人はこの行程決めが一番大変です。まずどの県をどのゲーセンを通ってどの経路で回収するのか、車の場合はどの道路を走ればいいのか/電車の場合はどの路線を使えばいいのかを綿密に考える必要があります。行程組みの細かいコツなどは話せばキリがなくなるのでこれも割愛します(直接聞いてくれたら答えます)。

4.その他事前準備など

行程が決まったら大体やることは終わりです。宿ときっぷだけは早めに抑えておきましょう。宿は行程決めのときにどの宿に泊まるかまで決めておいてすぐに予約できる状態にしておくのがベスト。きっぷはフリーきっぷについては大急ぎで買う必要はないですが*6、売り切れが発生しそうなもの(サンライズ瀬戸・出雲は秒で売り切れます。初めて乗る人は下調べするべし)はすぐに買いましょう。

あとは荷物ですが、がっつり行脚を埋めたい人はスーツケース非推奨です。移動の際にとても不便なので大きめのリュックだけで何とかしましょう。

筆者はこんな感じの荷物で行ってました。手前のやつは腰に巻くタイプの小物入れで、あると何かと便利。

5.音ゲーマー的旅行プラン例

というわけで、これまでの項目を踏まえていくつか旅行プランを考えてみましょう。中には筆者が実際に行ったやつもあるので行きたくなったら是非試してみましょう。

  • シンプルイズベスト~北海道旅行に行脚回収を添えて~
    北海道は他と独立していること+そもそも観光スポットとして適していることから1.の観光メイン旅行にもってこいです(沖縄も同様)。あくまで観光をメインに添えつつ空き時間にささっとゲーセンに行くのが多分一番オーソドックス。北海道そのものもかなり広く、車で全部回ろうとしても1週間ぐらいはかかる(多分)のでどこまで行くのかは個々人の判断です。日数を絞る場合でも、道央+道南をメインで回るだけでも十分楽しめるでしょう。どこのゲーセンに立ち寄るかは様々な選択肢がありますが、無難なところでいったら札幌のすぐ近くにあるラウンドワンすすきの店とかが丸いでしょう。
  • 伊勢参りで地力UP行脚旅行
    伊勢神宮に参拝して運気と地力とその他諸々のご利益を授かろう!!!!のコーナー
    折角なので伊勢神宮までの往復で通る場所で行脚も取っちゃおうという趣旨。素直に行くなら東海道√だけど、中山道√も面白そうです*7
    伊勢自体はめっちゃ遠いわけではないので寄り道をはさんでも3日で帰れちゃうぐらいの軽さです。物足りない!という人は他の場所の行脚に手を伸ばしてみたり近辺のゲーセンに一日入り浸ってみたりすると面白いかも?特に名古屋あたりはささしま、キングジョイなど都内に匹敵する規模のゲーセンが様々あるので色々めぐってみるのも◎。
  • 九州行脚武者修行+α?
    関東人からすると九州はかなり遠方で、行脚er目線でも複数回行くのは財布にあまり優しくありません。なので一気にまとめて行脚を回収しちゃいましょう。
    とはいうものの九州自体ゲーセンがあまり多くない(特に南九州)+電車で行く場合も鈍行だけで回りきるのは厳しいという理由から行脚上級者向けコース。場所が場所なので行き帰りを律儀に車/電車で行くのはかなり疲れるのでフェリーや飛行機を駆使して一気に高跳びするのがおすすめ。車で回る人はフェリー、電車で回る人は飛行機で往復するのが時間/金銭の面ではおすすめですが、筆者のような暇人移動慣れしてる人であれば片道だけなら陸路で移動してもよさそう。
    ゲーセンという観点で見ると福岡はG-stage小倉店やGiGO福岡天神などそこそこ規模の大きいゲーセンが固まってる一方、他の県は「環境はいいけど駅から遠いorそもそも電車で行くのが困難」「駅近だけど環境△」という場所が多く、電車で行く場合は非常にゲーセン探しが難儀。もし九州行く人がいたら個別に色々教えます。
    参考:筆者が九州の行脚を回収した際の経路は
    羽田→宮崎→鹿児島→八代(熊本)→佐賀→佐世保(長崎)→大分→小倉(福岡)→宇部(山口)→広島→以下寄り道を挟みつつひたすら陸路で帰宅
    でした。先程紹介したカッタの湯も場所が近いことからこのタイミングで一緒に行きました。

6.実践

 

 

 

 

 

 

 

楽しい!! ✌('ω'✌ )三✌('ω')✌三( ✌'ω')✌

巷で「行ってみたらガッカリスポット」と言われがちな札幌時計台。本当に街中にポツンと佇んでいるので普通にスルーしがちです(というか筆者もそうだった)

伊勢参り、行こう!

由布院駅、写真右にちょっと映ってるけどホームに足湯がある珍しい駅

さっき紹介したカッタの湯

まとめ

ここまで長々と旅行のお話をしてきました。長期間の旅行に行くチャンスは大学生のうちが最後だと思っているので、この記事を読んでどこかへ行きたくなった方はぜひ夏休みなどを利用して思い思いの行きたい場所に行ってみましょう。行きたい場所が特にない人も、ふらっと遠くに行ってみることは悪くないことなので暇を持て余しているならぜひ軽率に旅に出ましょう。

おまけ

 

 

 

ここまで読んでくれた熱心な読者の方に…

 

 

 

 

 

 

今回は、特別に………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

筆者特製の2年分の飯テロ(の一部)をプレゼントします!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)





成吉思汗だるま 5.5店
北海道で食うべき飯はたくさんありますがジンギスカンは外せない
5.5店はすすきのにあるので上で紹介したラウワンに寄ったついでにどうぞ

たかはし中華そば店
SUSURUTVの地元である青森県弘前市に店を構えている「煮干しラーメン」の店
この店の最寄り駅は「撫牛子駅」ですが1個隣が「弘前駅」であり、弘前駅の近くに青森では大きめのゲームセンターがあるため行脚回収のついでにすするべき一品

さわやか 新静岡セノバ
学生がこれ目的で静岡に来ることもあるぐらい有名な店ですが、新静岡セノバ店はJR静岡駅から徒歩圏内であり、さらに店から500mほど歩くとタイトーステーションがあることから待ち時間に行脚を回収できて大変得

千力 あたご店
一人松阪牛、サイコ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
松阪駅から徒歩7分ぐらいの場所にあります

新福菜館 本店
京都に本店を構えていますが、実は秋葉原とかにも店あります
隣もラーメン店でそちらもかなりの有名店なので機会があったらすすりたいです*8

藁焼き鰹たたき明神丸 ひろめ市場店
これ以上にご飯が進む鰹のたたきはなかなか食えないと思う、高知に行ったら外せない一品

味の珍さん
日田焼きそばという大分のご当地B級グルメ日田駅から徒歩10分ほど
鉄板で麺を焼いており、少し焦げた麺のパリっとした食感が非常にクセ

店情報も書いたので気になった店があったら行くべし。



 

 

 

 

 



*1:なんと、前期で8単位揃えないと卒業不可能です。音ゲーをやめろ

*2:山口県宇部市にある、温泉施設に併設している24時間営業のゲームセンター。maimaiのボタン感触が筆者の肌に合わなかったのは内緒の話

*3:筆者が今一番行きたいゲーセンランキング第一位は「アピナ松本店」です

*4:筆者はあまり捨てゲーしない派ですが、人によっては行脚は全部捨てゲーする人もいます。時間効率だけ考えるなら捨てゲーした方が早いので好みの問題。

*5:開店時間を勘違いして時間を棒に振るやつをたまにやらかすので…平日と土日で開店時間違うゲーセン、結構多いです

*6:18きっぷを5日分使い切らないので金券ショップで買う、みたいな場合はさっさと課といた方が値段的にも得です

*7:電車で行く場合、中央西線(塩尻-名古屋間)が鈍行だけで行くのが非常に難しいです、筆者はこの区間まだ乗ってません

*8:本家第一旭というお店。