東工大音ゲーサークルBEATECH

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東工大音ゲーサークル"BEATECH"(通称べあてち)の公式ブログです。

maimaiで巻き込みを減らす対処法

この記事はBEATECH新歓ブログリレー2023 3日目の記事です。

 

今年度から東工大に入学された新入生のみなさん!

そして全国の音ゲーマーの皆さん!

こんにちは!応用化学系二年のつなさらだと申します!

 

少しだけ自己紹介させていただくと、普段は「maimai」というあの洗濯機みたいな形をしている音ゲーを中心的にして、他に「チュウニズム」や「arcaea」などもしています。(ちなみに現在のmaimaiのレーティングは約16000です。めちゃくちゃ上手いです。

 

これがmaimai

 

自己紹介はここまでにして早速本題に入りましょう・・・

 

みなさん・・・

 

maimaiにおいて「一番の恐怖」と言えばなんだと思いますか?

 

え?壊れた人形のPV???

確かにそれも怖いけど・・・

マイマイマーにしかわからないネタすみません・・・)

それよりも怖いものがあると僕は思ってます。それは・・・

 

巻き込み

 

です。

 

みなさんはmaimaiをプレイしていてこんなことを思ったことはありませんか?

 

「ちゃんと譜面通りにスライドをなぞっただけなのに、他のスライドが勝手に反応している・・・」

「ちゃんと譜面通りに手を動かしているのに、タップが勝手に反応してGOODが出てしまう・・・」

 

ありますよね・・・

maimaiを長年やってきた僕でも未だに困っています・・・

しかし裏を返せば、

 

巻き込み対策を制する者は、maimaiを制す

 

ということになると僕は思っています。

「そんなに重要なのか?」

「僕はランクS取れればいいから・・・」

「それってもはや音ゲーちゃうやん!」

などと思う方もいるかもしれませんが、かなり重要です。

なぜかというと、本当は実力やポテンシャルがあるはずなのに、それ相応のスコアが出なくなるからです。それって音ゲーマーとしては嫌ですよね?・・・

 

さらに言うと、巻き込みのせいで混乱して大量失点、あるいは、ブレイクを落としてしまって大量失点なんてこともありえます。これを考えると、ホントはSSS取れてたはずがSSやSに・・・

ああ・・・なんて恐ろしい・・・

 

今回は、そんな「巻き込み」に対して普段僕が意識している対処法を紹介したいと思います!!!

本当は紹介したい対処法が300個近くあるのですが、今回は3個に絞らせていただきたいと思います。

 

⓪注意事項

 

・今回のこの記事は、「maimaiのプレイに少し慣れてきた」人向けの記事になっています。

・maimai初心者や未経験者にとってピンとこないような話が多いかもしれませんが、この記事をきっかけに「maimaiって奥深いんだなぁ・・・」とか「maimai面白そうだからやってみよう」などと思っていただけたら幸いです。

 

①スライドは早めに処理する!

 

みなさんは、maimaiのスライドの判定がどんなものかご存じでしょうか?

実は、スライドの判定・・・

かなり甘い

です。

さらに言うと、速いスライドほど判定はかなり甘くなっていきます(逆に遅すぎるスライドは・・・)

 

多くのマイマイマーの方が知っている通り、スライドの判定のタイミングは

「スライドの☆マークが終点のセンサーに入ったとき」

となっています。

しかしながら、このタイミングには約0.2~0.3秒ほどの許容があると考えられます(単なる7年間の経験則ですが・・・)

 

となると・・・

ちょっと早めに処理してもJUST(PERFECT)の判定が出ることが多い

ということになります。

 

ではなぜ早めに処理する必要があるのか?いくつか理由があるのですが主に

1,スライド処理を遅めにすると後に続く他のタップやスライドと一緒に処理してしまうから

2,後に続くノーツへの反応が遅れてしまうから

という2つの理由があります(特に1番)

 

例えば、「チュルリラ・チュルリラ・ダッダッダ! MASTER 13」の譜面の2回目のサビの直前にこんなスライドがあります。

 

 

このスライド結構速いのですが、こういうスライドが4連続でやってきます(しかも写真のやつ以外にも速いスライドが・・・)

 

早めになぞらないと次のスライドの始点で巻き込んだり、他のスライドが勝手に反応したりします。

しかし早めになぞっておけば次のノーツを取るのに集中できますし、他のスライドが出てくる前に手を画面から離すことができます。

なので「maimaiのスライド判定はかなり甘い」ということを意識しつつ、早めにスライドをなぞりましょう。

僕は速いスライドの場合「スライドの始点を押してから1拍経ったら、もうなぞり終わっている」くらいを意識しています(ここは人によると思いますが・・・)

 

ちなみに、maimaiは高難易度になればなるほど出てくるほとんどのスライドが速いスライドになります。なので、高難易度をやるときに特にこのことを意識することをお勧めします。

 

②スライドの始点と終点を意識する!

 

またスライドの話になってしまうのですが・・・

 

みなさんはmaimaiのスライドがどのようにして反応しているのかご存じでしょうか?

知らない人のために説明しますと、maimaiにはこんな感じで画面上にいくつかのセンサーがあります。

 

意外といっぱいある・・・

 

実はmaimaiのスライドは、これらのセンサーによってなぞったかどうかの判定をしています。

 

そして今回重要になるのが「スライドの始点と終点」、すなわち、「スライド上のセンサーの最初と最後のセンサー」です。

 

先ほどお話ししましたように、maimaiのスライドの判定は「☆マークが終点のセンサーに入ったとき」となっています。つまり、終点の1個手前のセンサーまでのスライドをなぞるタイミングは判定には影響しないということです。

逆に言えば、終点をタイミングよくきちんとなぞることが大事になります。

 

さて、ここからが本題です。

 

スライドの始点と終点を意識することがなぜ巻き込み対策になるのかですが、これも主に2つの理由があります。それは、

1、あるスライドをなぞると、他のスライドの終点の部分を間違えて触ってしまい反応してしまうから

2、あるスライドの終点の部分を触ったときに他のセンサーも触ってしまい、その部分のタップを巻き込んでしまうから

です。

 

1に関しては、例えば「7thSense MASTER 14」の譜面でこんなのがあります(画像の上から下の順に譜面が流れてくる)

 

 

実際にやったことがある人なら分かると思いますが、ブレイクの方に意識が行きすぎてまぁスライドの終点を触ってしまう…

 

2に関しては、例えば画面の側面に沿うスライドとその終点の隣のセンサーにきたタップの場合によく起こりやすいです。

勢い余って終点を超えてなぞってしまうのはマイマイマーあるあるですよね?・・・(そうであって欲しい)

 

③手を広げすぎない!

 

今までの2つの話を踏まえた上でもう1つ大事なことがこれです。

 

そもそも、どうして関係ないセンサーなどを触ってしまうのか?・・・

それは、手を広げすぎているからというのが原因の一つとしてあると思います。

 

MASTER難易度などの難しい譜面プレイしているときに、複雑で多種多様なスライドに混乱して、上手くスライドをなぞれるか心配になり手を広げて取るなんてことありませんか?

 

しかしmaimaiのスライドの判定は、先程言った「終点のタイミング」に限らず「なぞったかどうか」の判定に関してもかなり甘いです。(時々、その甘さに頼ってスライドがなぞれなくなることもありますが・・)

なので、手を広げすぎずノーツを取ることで他のノーツの巻き込みを防ぐことができると思います。

 

しかしながら、正直これに関しては実際のプレイを通してやってみないと分からないところがあると思います。

僕も、もし初見プレイで巻き込みが起こったら「手を広げすぎてたかな・・・次からは気を付けよう」って思って2回目で上手くいくっていうくらいです。

初見でこういうのに対応できる人は超能力者だと思います。

 

④補足

 

他にもおすすめの対処法としては、

1,YouTubeの上手い人の動画を見て、譜面の確認をする

2,運指を用いる

などがあると思います。

 

1に関して

YouTubeでほぼすべての譜面のALL PERFECTを取っている動画が数多くあるので、それらを見て上手い人たちがどういう動きをしているのかを確認するのも一つの手です。

おすすめは、Amakage!さんとAnthoneyの佃煮さんの動画です。

 

2に関して

分からない方のために説明すると、実際のノーツの取り方とは変わった取り方をすることを音ゲーでは「運指」と言ったりします。

maimaiで有名なのは、「Selector MASTER 13+」の押しスライドとかですかね(気になる人は調べて見てください)

 

しかしこれはあくまでも最終手段です。

 

YouTubeに運指の参考動画などがいっぱいあるので実践しようとする人も多いかと思いますが、まあ・・・思い通りにいかないことのほうが多いです・・・

「ホントのホントに」正攻法じゃ巻き込みが起こってしまうときには使ってもいいと思います。

 

⑤でも、正直なところ・・・

 

まあ・・・「練習あるのみ」なんですよね・・・

 

と言いますのも、今まで紹介した3つのことがあらゆる譜面に対して当てはまるかと言われたら「そうではない」というのが現実です。

スライドによっては逆にスライドを早くなぞりすぎると「FAST」になってしまうのもありますし、手をきちんと広げないとスライドが正確になぞれなくなることもあるので・・・

 

今回は「僕自身の経験上、多くの譜面に対して言えるであろう対処法」という感じで3つ紹介させていただきました。

なので最初「本当は300個近くある」と冗談のように言いましたが、あながち嘘ではないと言えるかもしれません・・・

 

しかし、ホントに大事なのは

好きな譜面や好きな曲を何度もやって、音ゲーそのものを楽しむこと

 

これはどの音ゲーに対しても言えることだと思います。

 

プレイしているときにミスったりしたら「次はこうしてみよう」と考えてみて楽しむのもあり。スコアなど気にせず、ただ純粋に楽しむのもあり。

音ゲーは、そうやってなんとなく楽しんでいるうちに自然と上手くなっていくものです。

 

最後になりますが、マイマイマーのみなさんはぜひ今回のこの記事を参考にしていただけたら幸いです。また「まだmaimaiやったことないよ・・・」っていう皆さんにも、この記事をきっかけに「maimai面白そう!」などと思っていただけたら嬉しいです。

 

そして、音ゲーに少しでも興味のある東工大生の皆さん!!!

ぜひBEATECHに入部してください!!!